本連載では、企業が従来の事業領域やメンバーで新たな製品・サービスを実現する「SHIFT」の作法を紹介している。社会にインパクトを与えるSHIFTを実現するには、イノベーション発想、インターナルマーケティング、エクスターナルマーケティングという3つのコンポーネントが必要である。前回まで、企画商品と顧客をマッチングさせるエクスターナルマーケティングについて解説したが、その応用編としてプライシング(価格設定)をいかに構造化し判断すべきか掘り下げて述べておこう。