レコグニションの頻度を増やすよう目標を設定する

 レコグニションのしすぎが問題になることはあるのだろうか。可能性はあるかもしれないが、筆者らが実際にそのような状況を目撃したことはない。

 一日の終わりに、こう自問してみよう。「今日、特に頑張ったのは誰か。期待以上の働きをしたのは誰か。有益な貢献をしたのは誰か」。そして、誰かの名前が浮かぶならば、迷うことなく、その人にとって最も意味のある形でレコグニションを実施する。

 レコグニションの大切さについては誰しも耳にしたことがあるだろうが、多くのリーダーは行動に移せていない。

 筆者らの調査結果は必ずしも画期的なものではないが、この研究が、自分の言いたいことだけでなく、相手──部下や同僚、そして上司さえも──が聞きたいことも伝えるべきだ、という重要なメッセージを思い起こすきっかけになるよう願っている。


"Do You Tell Your Employees You Appreciate Them?" HBR.org, September 12, 2022.