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自分の身の回りを見ても、世界のニュースを見ても、あまりにも多くのことが起きていて、やるべき仕事に集中できないことがあるのではないだろうか。机に向かっていても気が散ってしまう時、どうすればよいのだろう。どうすれば集中力と生産性を取り戻せるのだろう。
ほとんどの人が、気が散って仕事が進まないことに苦労していると、スーザン・デイビッドは指摘する。デイビッドはハーバード・マクリーン・コーチング研究所の創設者で、『EA ハーバード流こころのマネジメント[注1]』の著者である。私たちはニュースアラートやテキストメッセージ、その他の邪魔立てによってたえず集中を妨げられている。
今日はよく働いたと思える日であっても、同僚の仕事ぶりや態度に対処しなくてはならない。「私たちは、他人のちょっとした行動や感情を敏感にキャッチしている[注2]」とデイビッドは言う。