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投書箱、タウンホールミーティング、アンケートは従業員のフィードバックを集める優れた方法であるとマネジャーは認識している。しかし残念なことに、そのほとんどがフィードバックを実行に移すことも重要であると気づいていないようだ。2023年に米国在住の労働者3500人を対象に実施された調査では、会社は従業員のフィードバックについて取り組むだろうと答えたのはわずか34%に留まった。
フィードバックと現実の変化につながりがないことは、従業員の充実感と仕事における成果を著しく低下させている。調査回答者の70%近くが、仕事にエンゲージメントを抱いておらず、意味のあるつながりを感じていないと答えているのだ。
これは問題だと研究者らは言う。なぜなら、仕事に対して精力的で、わくわくしていると答えた人は、その組織に留まる可能性が31%高く、要求されている以上の仕事をする可能性も31%高かったからだ。さらに重要なのは、仕事にやりがいを感じている人は、そうでない人に比べて生産性が15%高かったのである。