子猫や子犬はかわいいものだが、それらをAIの顔にする前によく考えたほうがいい。米国在住者1500人以上を対象とした研究で、人々はほとんどの場合、動物のアバターよりも人型のアバターを持つ製品を好むことがわかった。

 一つの調査では、被験者にAIチャットボット「テイラー」の2つのバージョンを紹介した。一方は人型ロボット、もう一方はトラ型である。被験者には、校正補助として各バージョンのボットを使う可能性はどれほどかを評価してもらった(評点は0~100点で、100点が最も採用したいと考えている)。人型ロボットの平均スコアは68点、トラは55点だった。

 研究者らは次のように指摘する。