クエーカー・オーツの傘下で瀕死の状態にあった飲料水ブランドのスナップルは、トライアークに買収され、活力を取り戻した。二つの企業の明暗を分けた原因は、企業文化の違いにある。トライアークは、遊び心を大切にするスナップルと符合する社風を持つがゆえに、このブランドのマネジメントに成功したのだ。ブランド買収を決定するに当たっての新たな視点を提示する。