同僚に信頼されたければ、Tシャツとジーンズはやめるべきだ。これは、服装が職場における誠実さの認識に与える影響を調査した、米国の2つの研究の結果である。

 研究者らは、ビジネスフォーマル、ビジネスカジュアル、カジュアルという3つの服装スタイルに対する反応を調べた。1つ目の調査では、被験者323人に架空の従業員の説明を文書で見せ、それぞれの従業員がどの程度倫理的であるかを「直感」を頼りに評価してもらった。その結果、ビジネスパーソンらしい服装の従業員は、カジュアルな服装の従業員よりも倫理的であると評価される可能性が高かった。