プロジェクトだけでなく、日常業務にも好影響
第3に、プロジェクトの潜在的な課題解決を支援する。コーチは各メンバーの持つ漠然とした懸念や不安を引き出し、プロジェクトにおける潜在的な課題を表出させる。そして、全員で課題について話し合い、主体的に解決できるよう促す。
「たとえば、会議での発言者が偏っていたり、メンバーの発言内容がプロジェクトの目的からズレていたりすることがあります。コーチはこうした現象から、チーム内の関係性の力学を見極めて課題を可視化し、解決の方向に導きます」と森氏は説明する。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは「直観と主観の覚醒プログラム」の一環として、プロジェクトコーチングを提供している。効率性・客観性の過度な優先がもたらす課題について前述したが、その対極にある直観と主観に十分目配りする姿勢は、プロジェクトコーチングにおいても重視されている。
「メンバーの抱く直観や違和感は言語化しにくいもの。プロジェクトコーチングを通して、それを言語化するステップをはさむことで会議が活性化します。他のメンバーの意見に耳を傾けようという意識も高まります」(森氏)
プロジェクトコーチングを実施した企業の参加者からは、「発言しやすくなった」「メンバーの人となりがわかってコミュニケーションの質が向上した」などの声が寄せられているという。こうした効果を実感したメンバーは、プロジェクト終了後の日常業務への取り組み方も変わる。プロジェクトを通じて主体性を強化した社員は、周囲にもポジティブな刺激をもたらし、組織文化にも好影響を与えるはずだ。
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チームの直観と主観を覚醒し、組織文化を変える「プロジェクトコーチング」の重要性 | EY Japan
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