キャリアを成功させるには、情熱に従いなさい」というアドバイスはよく聞かれるが、仕事への情熱は常に有効なものなのだろうか。米国と中国の労働者1000人以上を対象にした一連の研究で、その潜在的な副産物として、自信過剰があることが明らかになった。

 最初の研究では、中国のエンジニアリング会社で働く829人が、自分の仕事に対する情熱とパフォーマンス、そしてチームメートのパフォーマンスを20日間にわたり評価した。情熱的であれば、同僚からの業績における評価は高くなるが、その一方で、自己評価が実際よりも高くなった。