証券市場や証券アナリストに向けて適切な情報を発信しないと、資金調達が困難になったり、不本意な株価急落を招いたりしかねない。一方、新しい産業や急成長市場では、従来の財務指標に基づいた情報では実態を正しく表せないことも多い。

本稿では、AOLタイムワーナーがいかに巧みに証券市場とコミュニケーションを図り、適切なIR(インベスター・リレーションズ)を展開したかを紹介する。