ほんの二年半前、パーキンエルマー(旧社名EG&G)は、優れた技術力を持ってはいるものの、その事業の大半は、政府向けのテクニカル・サービスという「御用商人」だった。

そこに社長兼COOとして招かれたグレッグ・サミーは、GEでの経験をもとに、社名変更も含んだパーキンエルマーの大胆な変革に取り組み、あっという間に急成長企業へと変身させた。変革の中心となった、事業ポートフォリオ再編という戦略と、それを支える人材の育成について、子細に語る。