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リーダーなら誰でも、やる気を失った部下──あるいは、もっと厄介なことに、やる気を失ったチーム──に直面したことがあるだろう。これは本当にいら立たしい。
かくいうリーダー自身とて、多少なりともそのような経験があるにもかかわらず、やる気がなく、生産性の低い状態に陥った人の気持ちを理解することは難しい。時には彼らの不満や無気力を、本人の性格のせいだと考え、頑張れば乗り越えられるはずだなどと思ってしまう。
そんな気持ちになるのも無理はないが、こうした発想は逆効果であり、人々が自分の仕事に情熱を失っている(あるいはそもそも情熱を持てない)根本的な理由が理解できなくなってしまう。
問題の核心に迫るには、人間というのは、自分の仕事にやりがいを感じ、意味を見出したいと願う生き物だと理解することが不可欠である。そのような願いは、私たちの生物としての本能に根差している。
実際、脳には探索システム[注1]があり、新しいスキルを身につけたり、困難でも意義のある課題に取り組んだりしたいという自然な衝動を生み出している。



