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リーダーになりたいと考える女性に向けられた、トップに上るためのアドバイスは無数に存在する。世界中で女性たちは、前に歩み出し、声を上げ、交渉し、部下に任せ、その他ありとあらゆる方法でガラスの天井を打ち破って経営トップの座(もしくはそれに近いポジション)に到達した。
しかし、彼女たちの昇進後の状況はどうなっているだろう。トップの仕事は誰にとっても厳しいものだが、女性には女性ならではの困難がある。
心理的な要因としては、リスクの取り方や自信に性差が影響するという点が挙げられる。また、ジェンダーをめぐる構造的な問題もある。たとえば、育児や家事の負担は、依然として女性に偏っている。そのような障壁は、組織のあらゆる階層で女性に影響するが、特にプレッシャーの大きい上位職では顕著であり、女性に不利な状況を生んでいる。
このような課題に対処することについて、私は多くの経験を積んできた。ビジネス経済学の博士号と組織心理学の公認資格を持っており、過去17年間、銀行、軍、警察といった男性優位の環境で働く数百人に上る女性幹部をエグゼクティブコーチとして支援してきた。そうした中で、頂点に到達した後の女性リーダーが成功を収め続けるための知見を数多く得てきたのである。
何より重要なのが、精神的エネルギーの管理である。すなわち、エネルギーを得て、保って、枯渇させないということだ。以下に紹介するのは、私のクライアントである女性たちが、高位のポジションに特有の状況下で成功するために活用している3つの戦術──心理的スーパーチャージャーの把握、職場における味方の確保、そして不安のコントロール──である。



