仲よしチームは成功しない

 ロープスコース[注1]は、グループ活動を通じて共に体を動かし、汗を流すことで、ホワイトカラー労働者の協調性を養う体験学習の場である。

 始めは単なる職場の同僚同士が、この体験学習を通じて、仲間へと変わる。しかし、あやふやな仲間意識は、むしろ組織の効率性を低下させかねない。

 延世大学のオ・ホンスク、漢城大学のチャン・ミュンホと共に、さまざまな業種から選ばれた11社60チームについて調査を実施した。

 この結果によると、最もパフォーマンスに優れていたチームでは、構成メンバーのおよそ半数が友情ともいえる友好的な関係にあった。

 一方、全員が全員、固い友情で結ばれていたチームでは、パフォーマンスが極端に低下する。このチームの欠点は、狭量で外部からの働きかけを受けつけず、仕事に関して不健全なほど自己完結型であることだ。