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1953年8月12日、盛田昭夫は初めて海外出張に飛び立った。ニューヨークまで50時間もかかる長旅である。
初めてのアメリカで、盛田はそのスケールに完全に打ちのめされてしまった。
しかしその後ヨーロッパをめぐり、フォルクスワーゲン、メルセデス、シーメンスと見学を重ね、オランダのフィリップスでついに一つの手ごたえを得る。
それが「世界のソニー」へのインサイトだった。