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7つの問いで戦略の有効性を確かめる
景気後退期には、事業戦略の短所はすぐに明らかになる。しかし、景気のよい時でも短所を探り出せるだろうか。きわめて重大な短所に焦点を当てられるだろうか。
戦略をストレス・テストにかけて、深刻な、あるいは予想外の重圧の下でどれだけ機能するかを検証すると、景気の良し悪しにかかわらず、対処すべき最も重要な課題に照準を合わせられる。事業をめぐる厳しい問いと向き合えば、戦略とその実行に伴う混乱、効率の悪さ、そして短所を探り当てることができる。
ピーター・ドラッカーがかつて警鐘を鳴らしたように、「最も深刻な間違いは、誤った答えから生じるのではない。本当に危険なのは、誤った問いを立てること」なのである。