スコット・ケリーは、宇宙飛行士としてNASAに勤めた20年間に、宇宙飛行を4回経験し、最後の飛行任務では国際宇宙ステーションに指揮官として1年滞在するミッションを成し遂げた。2017年にはケリーの回顧録Endurance(忍耐力、未訳)が発売されている。
HBR(以下色文字):宇宙滞在中は、仕事だということを意識していましたか。
ケリー(以下略):意識していました。起きている間も寝ている時も仕事でした。職場に住んでいるような感じでしたね。魔法のように素晴らしいこともありましたが、仕事であることに変わりはありません。