ヴェラ・ウォンは『ヴォーグ』の編集者、ラルフ・ローレンのアクセサリーデザイナーを経て、40歳にしてニューヨークにブライダルショップを開き、自作のウェディングドレスを発表した。

 それから30年、「ヴェラ・ウォン」の名を冠したブランドは、ファッション、美容、ジュエリー、ホームウェアをカバーするグローバルなビジネスとなった。

HBR(以下太字):40歳という中年期になって、ファッションデザイナーとして打って出ようと決心した理由は何でしたか。