研究の概要

　アリゾナ州立大学W. P. キャリー・スクール・オブ・ビジネスで教授を務める、デイビッド・チューと2人の共同研究者は、米社会保障局のデータを用いて米国の名前（ファーストネーム）の珍しさを数値化し、上場企業1172社のCEOの名前、および19年間の財務データと照らし合わせた。

　その結果、CEOの名前が珍しいほど、企業の戦略が業界の常識から逸脱していることがわかった。

　この「ユニークな名前のCEOはユニークな戦略を追求する」という結論について、チュー教授に解説してもらった。