日本人は概して「議論する力」に乏しい。ロゴスの世界における知的格闘なくしてはいかに優れた先見や構想もあだ花に終わる。議論する力は、後天的に習得が可能である。その第一歩は、議論の文法、あるいはOSともいえる「ロジカル・シンキング」を習慣づける必要がある。