マーケターは、リーチしようとしているオーディエンスよりも年上であることが多く、つながりを持つことが難しい。新しい研究で、マーケティングにおける世代間ギャップを検証し、それを狭める方法を提案している。
研究者らは、スイスのマーケティングマネジャー1300人以上と、若年層の消費者(13~30歳)、ソーシャルメディアのインフルエンサーを対象に調査を行った。インスタグラムを最も重要なソーシャルメディアプラットフォームと考える消費者は約76%だったが、マーケターは28%に留まった。また、マーケターの18%は、若者の間でフェイスブックが重要な役割を果たしていると考えていたが、同意した若者はわずか2%だった。
若者と最も効果的につながることができるインフルエンサーについて尋ねると、マーケターはプロテニス選手のロジャー・フェデラーを支持し、34%が彼と契約したいと答えた。しかし、実際に契約したとしても、その効果はあまり期待できないだろう。若い消費者に同じ質問をしたところ、テニス界のスターであるフェデラーを挙げた人は1%にも満たなかった。