バイオテクノロジーの超成長企業、アムジェン。これを率いるシェアラーは、原子力潜水艦のプログラムに従事し、その後、マッキンゼーのコンサルタントに転身し、ゼネラル・エレクトリックではジャック・ウェルチのスタッフを務め、MCIで営業とマーケティングを指揮した人物である。これまでずっと、注目分野、成長分野をマネジメントしてきた。もちろん、すべてが順風満帆であったわけではない。周囲との軋轢、判断ミスなど、幾多の間違いも犯してきた。そのようなシェアラーならではの成長のマネジメントとそのためのリーダーシップを探る。