Part 1:カール R. ロジャーズ
コミュニケーションの阻害要因とは何か
私のような心理療法の専門家がコミュニケーションの問題に興味を持つのは、奇異な印象をもたらすかもしれない。
しかし実のところ、心理療法の役割はもっぱらコミュニケーションの失敗への対応なのである。
サマリー:1952年に発表された本稿で、カール R. ロジャーズとF. J. レスリスバーガーは、コミュニケーションにおける「聞く」ことの重要性を論じ、マネジャーに対しては部下とのコミュニケーションにおいて、彼らの感情に配慮... もっと見るするように勧めた。筆者らの本質を突いた主張は70年経っても古びることはなく、コミュニケーションにおける基本だが、シンプルなだけに実践も難しいといえるかもしれない。今号では、1991年にHBRに再掲された際の、ジョン J. ガバロによるコメントも合わせて翻訳掲載した。 閉じる
Part 1:カール R. ロジャーズ
私のような心理療法の専門家がコミュニケーションの問題に興味を持つのは、奇異な印象をもたらすかもしれない。
しかし実のところ、心理療法の役割はもっぱらコミュニケーションの失敗への対応なのである。
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