四半期の収支報告ではCEOが注目を浴びるが、声のトーン、自発性、感情などの要素が潜在的投資家の判断に影響を与えることが研究で明らかになっている。新たな研究で、アクセントもまた、そうした役割を担っていることが示されたが、予想されるような形ではなかった。

 複数の実験のうち最初の実験では、投資経験のある米国人労働者143人に、架空の会社の資料を確認したうえで、その会社の株式を購入する意思を示してもらった。

 その後、被験者はその企業の直近の業績発表について、良い業績または悪い業績の2つのバージョンのいずれかを読み、米国英語のネイティブスピーカー、あるいはヒスパニック系アクセントのあるコロンビア人男性が話す四半期収支報告を聞いて、最終的な投資意向を示した。