スマートフォンに搭載されているモバイルカレンダーは、手軽で便利だ。しかし、新しい研究で重大な欠点があることがわかった。
3つの実験のうち最初の実験では、被験者を無作為に2つのグループに分け、一つのグループの被験者には月ごとの紙のカレンダーを渡し、もう一方の被験者にはスマートフォンのカレンダーを使うように指示した。被験者には、既存の予定をすべてカレンダーに転記してもらい、さらに勉強会とレジャー活動の2つの予定を追加してもらった。
2週間後にメールで調査したところ、紙のカレンダーを使った被験者の52%が追加したイベントに参加したのに対して、デジタルカレンダーを使った被験者の参加は33%に留まった。