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会話のきっかけとしてよく使われるのが「あなたはどんな仕事をしているのですか」という一言だ。しかし、新しい研究によると、これは相手との継続的な関係を築きにくくするおそれがある。
研究者らは、リモートワークを拡大しながら従業員間のつながりを強めようとしている米大手ハイテク企業でフィールド実験を行った。従業員500人をグループに分け、それぞれ面識のない相手とペアを組んで電話で会話をしてもらった。
各グループには、電話で話す内容について指示が与えられた。自分の仕事に関する情報を明らかにする、仕事以外の情報を明らかにする、両方の情報について話す、協働についての意見を交換するなどである。2週間後、被験者に調査して、相手の協調性を評価してもらい、相手との関係を継続したいかについて答えてもらった。