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ビデオゲームはウェルビーイングを損ない、依存症のもととなるのか、それともくつろぎ感や「ゾーン」に入る感覚が促され、気分が高まるのだろうか。新たな研究は、そのどちらの主張も支持していない。
研究者らは、人気ゲームの販売会社7社と協力して数カ国のプレーヤーにメールを送り、ゲームがウェルビーイングに及ぼす影響の調査に協力を求めた。そして、活動中のプレーヤー約4万人のサンプルを得た。プレーヤーと販売会社は、各被験者の6週間分のプレーデータを提供し、被験者はその後、ウェルビーイングと生活満足度について調査を受けた。
平均して、プレー時間はどちらの指標にもほとんど影響を及ぼさなかった。違いを生んだのは、プレーの理由である。楽しみやくつろぎを求めている人はウェルビーイングと生活満足度が上昇したが、暇潰しからプレーしている人はそれらが低下した。