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私がエグゼクティブコーチであることを知ると、よく「一番手ごわいクライアントは誰か」と聞かれる。経験の浅いリーダーか、何でも知っていると自認するシニアリーダーか、他人をいじめたりけなしたりするリーダーか、責任を回避するリーダーか。
答えは上記のどれでもない。コーチングが最も難しいリーダーは、内省しようとしないリーダーである。
「内省」の意味を最も端的に言えば「じっくり考えること」だ。しかしリーダーにとって本当に役立つ内省は、それ以外にもさまざまな意味合いを持つ。最も有用な内省には、学習という目的のために、自身の思い込みや行動を意識的に検討することが必要になる。