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「幸福のU字型曲線」の底にいる
今日は私の47回目の誕生日だ。朝6時45分に起きて、15歳の子どものためにオートミールをつくり、13歳の子どものスケート用バッグを捜し出して、夫が使って濡れたタオルを片づけ、洗濯物の山をたたみ、また洗濯機を回した。両親から電話があって、これまでも何回か誕生日に話したことを聞かれた。「誕生日はどう過ごすの」
私の(前と同じ)答え──昼間は仕事をして、3時間かけて子どもの送り迎えをして、夜は学校に戻る。誕生日おめでとう、私!
おわかりのように、私は社会学者の言う「幸福のU字型曲線」の底にいる。若い頃の高いエネルギーと期待を失い、仕事と家庭の重たい責任から逃れられず、高齢になったら再び訪れるであろう人生の喜びの上昇曲線を待ちわびている。