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女性の収入が男性より少ない理由の一つは、女性が給与の増額を求めるのをためらうからだと広く信じられている。新しい研究によれば、その説明はもはや通用しない。
研究者らは被験者数百人に、MBAプログラムを修了したばかりの男女のうち、最初の就職内定時に給与交渉をした人の割合を推定してもらった。被験者の推定を平均すると、交渉した男性は64%だが、女性は47%だけというものだった。
次に研究者らは、大学のキャリアマネジメント担当事務室がMBA取得者900人に行った、内定時に給与交渉をしたかどうかの出口調査を調べた。現実のデータは被験者の仮説と大きく異なっていた。女性の54%、男性の44%が交渉を行っていたのだ。