「コーポレート・ベンチャー・キャピタル」とは、一般事業会社がベンチャー企業に直接投資する活動だが、経済活動に左右されやすい点が問題視されている。しかし、マイクロソフトやインテル、ルーセント、さらにはメルクといった企業では、持続性の高い投資活動が展開されている。そこでは、単なる財務目的を超えて、既存戦略を推進させたり、新たな市場を創発させたりと、より高次元の目的に向けた投資が進められている。