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テック企業がAIを悪用するのではないかと懸念しているのはあなただけではない。ギャラップとベントレー大学が米国の成人5458人を対象に実施した調査で、回答者の79%が、企業が責任を持ってAIを使うことをあまり信用していない、あるいはまったく信用していないと答え、40%がAIは利よりも害をもたらすと答えた。
AIが害よりも利をもたらすと考える人はわずか10%で、利と害は同程度と答えたのは50%だった。報告書によると、この警戒心は米国の成人人口のすべてのサブグループに広がっている。
回答者の大多数は、ユーザーがオンラインで閲覧するコンテンツのカスタマイズ(68%)、製品やサービスのレコメンデーション(65%)、学生への学習支援(60%)において、AIは人間より優れているか、人間と同じくらい優れていると考えている。今後10年間でAIによって米国内の雇用が減少すると回答したのは4分の3に上った。AIが雇用市場に及ぼす悪影響についての懸念は、学士号を持っていない成人と45歳以上で特に高かった。