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過去40年間における経営手法の盛衰を調査
TQM、MBO(目標管理)、日本式経営等々――。流行りの経営手法(fad)は一時的で、ファッション界におけるトレンドのような感がある。ビジネス・シーンに登場するや、しばらく話題を独占する。一定期間を過ぎると、また新たな流行に取って代わられる。流行の経営手法はなぜ魅力的に映るのだろう。どうすれば、マネジャーは流行の手法と実用的な手法とを区別できるのだろうか。
これを明らかにすべく、過去40年間に流行した著名な経営手法について、それらが描く典型的な軌跡、すなわち、突如衆目を集め、やがて顧みられなくなる過程について追跡を試みた。その調査に当たっては、大学の研究者、専門家、一般のビジネスマンなど、1700人の調査に加え、17年間分のビジネス関連書についていま一度吟味し、経営手法の盛衰について観察した。
もっとも「流行」という表現には、蔑視しているかのようなニュアンスが感じられるかもしれないが、それは違う。たとえば、TQMのような経営手法は、よかれ悪しかれ、企業を大きく変革させるものだ。また、流行の経営手法は、早晩注目されなくなるとはいえ、実践的で、効果的なアイデアを組織にもたらすことも間違いない。
しかし流行の経営手法は、本来の約束を果たせないことがよくある。というのも、短命とならざるをえない要因を抱えており、人気が急激に下降するためである。



