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日韓の歴史は中東和平の手本
イスラエルとパレスチナ諸国との争いは、政治的に解決すべき政治問題であると広く認識されてきた。実際、いわゆる和平プロセスでは、領土、統治、安全保障などの問題に焦点が当てられてきた。
政治的に取り組むことで、実りある交渉、ましてや平和的解決が実現するというならば、彼ら自らの手で「永遠の平和」がもたらされるという誤った仮定に立つこととなろう。困窮した第三世界の国家が、国境の向こう側に見える裕福な近代民主主義の世界をじっと眺めている限り、真の平和は確立されないだろう。
政治上の和解には何が必要であり、パレスチナ地域の経済発展とはいかなる姿なのか。これを考える際、かつての日本と韓国における「危険をはらんだ関係」に一つのモデルを見ることができる。
日本は、貧しき隣人の経済発展を後押しするかたちで、敵国韓国との間に互恵関係を平和的につくり上げた。同じくイスラエルと西側諸国がパレスチナ経済に投資し、その育成に手を貸すことこそ、平和を実現させる道だろう。
韓国の経済的発展によってアジアに波及効果が生まれた
歴史に学んでも100%の解は得られないが、日本と韓国の歴史は、現在のイスラエル、ガザ地区、ウエストバンク(ヨルダン川西側地域)をめぐる状況と似ている。



