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最も支持されたのはピーター・ドラッカー
経営に関するアイデアがどこから生まれてくるのか、必ずしもはっきりしていない。
先頃出版した『ビッグ・アイデアを探せ』(阪急コミュニケーションズ)のなかで、我々は、経営のアイデアがどこで生まれ、どのように組織のなかで生き延びていくのか、そしてアイデアを実践する立場の人々は、どうすればそのようなアイデアを正しく活用できるかについて、何とかやさしく解説してみようと試みた。
その作業工程において、最も影響力の高い、しかも現存する経営思想家ならびにビジネス知識人、すなわちビジネスにおける画期的なアイデアを生み出し、これをパッケージ化して広めてきた「グールー」と呼ばれる人々がだれであるかを突き止めようとした。
インターネット検索によるヒット数、メディアでの登場回数、書籍や記事における引用に基づいて定量的かつ客観的手法を用いた結果、200名の「グールー・リスト」が出来上がった。
リサーチを進めるにつれ、これらグールーの何人かから提案されたのは、彼ら自身が最も影響を受けた人々について調べ、わが師と仰ぐ人々を挙げた「グールーのなかのグールー・リスト」をつくってみるのも一興ではないか、ということだった。
つまり、もし最初に作成したグールー・リストが現代経営思想を理解するうえで重要であるならば、彼らが私淑する師がだれであるかを知ることは、新たな啓蒙の光をもたらすに違いないだろうというわけである。
かくして我々は、200名のマネジメント・グールーたちに、彼らが師と仰ぐ人の名前を挙げてもらうよう依頼し、60件以上の回答を得た。2票以上を獲得した「グールーの師」は、表「グールーのなかのグールー」に示したとおりである。もちろん両方のリストに名を連ねた人もいたが、順位は一様ではない。



