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アメリカで深刻化する
ミドル・スキル労働者の不足
公に大不況が終わったとされてからかれこれ3年半になるが(本稿執筆時)、アメリカの失業率はいまなお高いままである。
それにもかかわらず、多くの雇用主は依然としてある職種、特にコンピュータ技術、看護、高度なスキルを要する製造など、いわゆる「ミドル・スキル」の欠員を埋めるのに苦労している。
これらの仕事には、後期中等教育レベルの技術訓練、場合によっては大学の数学科目の受講や学位が必要となる。アメリカでは現在、約6900万人、全労働者の48%がミドル・スキルの仕事に就いている。