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多くの人が「第二の仕事」に囚われている
我々自身も、やっと最近になって気づき始めたことがある。優れた成果を上げている組織を含めて、ほとんどの人は毎日職場で頼まれてもいない「第二の仕事」にかなりのエネルギーを割いているのだ。それも、給料をもらっているわけではないにもかかわらず。
その仕事とは、自分の評価を守り、最良の面を目立たせ、そして至らない点を他人からも自分からも覆い隠すことである。これはほぼすべての企業において、資源の浪費をもたらす最大の原因になっていると確信している。
もし、「第二の仕事」をする必要がないとわかったら、何が起きるだろうか。自分の弱点を隠す代わりに、気楽に弱点を認めてそこから学ぶようになったら──。また、企業がそれを可能にしたら、何が起きるだろうか。ミスを犯した時、批判される機会だと考えず、自分が成長を遂げる絶好の機会だと社員が思える文化を生み出すことを、企業が可能にしたら──。