1932年生まれ。オックスフォード大学卒業後シェル・インターナショナルなどに勤務。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローンスクール・オブ・マネジメントを経て、ロンドン・ビジネススクールにMITのスローンプログラムを導入し、教鞭を執った。1977年にウィンザー城にあるセント・ジョージズハウス(社会倫理問題の研究機関)の所長に就任したが、49歳でその職を辞した後には組織には属さず、組織や企業、社会について、さまざまな著作を残している。主な著書に『パラドックスの時代』(ジャパンタイムズ、1995年)、『もっといい人生、もっといい会社』(河出書房新社、1998年。『これからの生き方と働き方』〈改題〉かんき出版、2021年)、The Second Curve: Thoughts on Reinventing Society, Random House Business Books, 2015.(未訳)などがある。