藤島 社内に個と組織の知見を高めるための情報共有の仕組みを持っていることも当社の特徴です。
4~5人で一つの課をつくり、毎週ミーティングを開いて、お互いの仕事を共有しています。各々のプロジェクトの進捗状況を報告し、互いにアドバイスをします。別のプロジェクトに属していることが多いため、自分の担当する業務では入ってこないナレッジに触れることができ、知見が広がります。
また年に2回、ナレッジシェアのための社内イベント「JAM」を開催しています。コンサルティング部と研究開発部門が合同で、先端的なコンサルティング事例や、研究開発の最新トレンドを共有し、さらに高い価値を生み出すための議論を行います。
部内には、コンサルティング領域別の分科会があり、社員は自ら手を挙げてメンバーに入ります。例えば人材開発の分科会では新しい開発の手法についての研究論文について議論し、人事制度の分科会では「人事評価をなくす」という最近のトレンドについて議論するなどしています。
コンサルタントの仕事は、お客様に高い価値を提供していくことであり、それが仕事の醍醐味でもあります。そのような仕事から得た知見を社内で共有したり、難しい問題を議論したりすることも当社では重視しています。コンサルタントとしての根源的な知的欲求を満たすことにつながり、そこに仕事の楽しさを感じる人も多いと考えるからです。

-今後の抱負を聞かせてください。
阿久津 当社は少数精鋭で健全な成長を基本としていますが、案件は増加傾向にあるため、人員規模を拡大する計画です。コンサルタント未経験の方も、入社後4年で一人前のコンサルタントとして活躍できるよう、人材育成の仕組みについても力を入れて整備しているところです。
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