ジュリア・ギラードは2010年から2013年までオーストラリアの首相を務めた。歴代初の女性首相だった。
代議院(オーストラリアの連邦議会を構成する議院)選挙に出馬するが落選。その後、労働党議員として当選し、ケビン・ラッドの下で副首相を務めた。やがてラッドに挑んで首相となる。
2012年にはミソジニー(misogyny:女性や女性らしさに対する嫌悪・蔑視)を非難する発言で世界的に有名になった。1年後にはラッドが党首選に勝利し、ギラードは政府を辞した。現在は、教育、男女差解消、心の健康問題などに取り組んでいる。