幼い子どもを抱えるワーキング・マザーの管理職は、多くの場合、仕事か、私生活かの二者択一に迫られる。ところが、「ジョブ・シェアリング」という第三の道がある。これは、1つの職務を2人でかけ持ちして働くという、言わば「二人三脚」のワーキング・スタイルである。フリート・バンクの2人の女性管理職はこれを選択した。とはいえ、何しろこれまでに例を見ない勤務形態であるため、彼女たちはさまざまな障害やアクシデントに遭遇する。最終的に、彼女たちは社内外から支持され、ジョブ・シェアリングの正当性を証明した。