功績のアピールが
「自慢」と見なされる悪影響
職場での成功は、本人が有能かつ好感の持てる人物であり、他者からもそう見られているかどうかにかかっていることを、私たちは知っている。一緒にいて楽しいと思ってもらうだけでなく、自分の成長と功績についても周囲に認識してもらわなくてはならない。
しかし、それはやっかいな問題だ。自分が仕事で出した価値を認めてもらうために、マネジャーや同僚の注意を引こうとすれば、恥ずかしげもなくセルフプロモーションをする人だという印象を与えるおそれがある。セルフプロモーションによって「後味の悪さ」を覚える人が多いことは言うまでもない(ナルシストは別である)。
自慢ばかりする人は誰からも好かれない。それはおそらく、自慢話を聞かされると嫉妬やいら立ち、怒りすら感じるからだろう。