雇用者の70%が選考に
ソーシャルメディアを利用している
フェイスブック、ティックトック、インスタグラムなどのソーシャルメディアサイトは、多くの組織に新たな採用ツールを提供している。求人サイト「キャリアビルダー」の2018年の調査によると、雇用者の70%が選考プロセスの一環として応募者のプロフィールをチェックし、54%がそこで見つけた内容を理由に不採用にしたことがある。
ソーシャルメディアサイトは、候補者の真の姿を無料で簡単に見ることができるため、その人が仕事で成功するかどうかを明確に判断できる──理論上はそうだ。
しかし、新たな研究によると、こうしたアプローチを取る採用担当者は注意が必要だ。見つけ出した情報の多くは、候補者を評価する際に参考にするのは倫理的に問題があったり、法的に禁止されたりしている。さらにはパフォーマンスの予測にもならないのだ。