自分に対する自信を高めるために、あるいは会社、コミュニティ、家族、チームとしての自信を高めるために、それを妨げているものは何かを理解する必要がある。立派なビジョンも目標も、自信が伴わなければ何も生み出すことはできない。

 自信とは、前向きな結果を期待する態度である。それはパーソナリティ特性ではなく、モチベーションを刺激する状況の評価である。自信があれば、努力し、時間とリソースを投資し、目標達成に向けて粘り強く取り組もうという動機が生まれる。つまり、成功をもたらすのは自信そのものではなく、投資と努力なのだ。

 十分な自信がなければ、些細な障害に直面しただけで諦めてしまう。いや、そもそも何かを始めようと思わないかもしれない。絶望と失望は、前向きな行動を妨げる。