まず、組織や人材がどの程度のUXスキルを備えているかを診断し、そのレベルや強みと弱みに応じて、組織変革のロードマップの策定、必要とされる人材の要件定義と育成方針の立案などを行う。その後、研修やOJTなどの教育プログラムを実施し、終了後には理想と現状のギャップをどれだけ埋めることができたかを組織レベル、個人レベルで再度診断し、次の方針を検討するという流れである。これを何度か繰り返し、スキルの可視化と向上、標準化を図っていく。
どのような教育プログラムを実施するのかは、企業ごとの状況やニーズによって異なる。

電通デジタル
CXトランスフォーメーション部門
CX/UXデザイン事業部長
桑山晃一氏
CXトランスフォーメーション部門
CX/UXデザイン事業部長
桑山晃一氏
「ある大手製薬会社では、顧客基点の活動を全社で実践するため、マーケティング担当者全員を集めて2日間の合宿研修を実施しました。また、ある大手飲料メーカーでは、当社のUXデザイナーがクライアント内の事業開発チームに加わって、OJTによる教育を行っています。いずれも定型化されたものではなく、クライアント企業ごとに最適化した教育プログラムを提供しているのが大きな特徴です」と桑山氏は説明する。
このように公的活動から、クライアント企業の内製化支援まで、電通デジタルはUX人材育成のためのさまざまな取り組みを行っている。
小浪氏は、「これからもデジタル人材不足という社会課題の解決に向け、UXスキルの強化という側面から積極的に貢献していきます」と語った。
「UX検定 基礎」について詳しくは、こちら
https://www.uxia.or.jp/certification/
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URL:https://www.dentsudigital.co.jp
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