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サステナビリティ領域に至るまでの旅路
編集部(以下色文字):最初に、セラフェイム教授ご自身の人生の旅路についてお聞かせください。キャリアを歩み始めた当初は保険ビジネスの資産の分析や価値測定を研究されていたとのこと。現在のテーマであるサステナビリティや社会的インパクトの研究には、どのようにつながっているのでしょうか。
セラフェイム(以下略):これまで私がやってきたことすべてをつなぐ質問をありがとうございます。
研究を始めた当初、私は指標や測定方法の開発が私たちの生活のあらゆる面において重要であることに気づきました。組織をつくる時、事業を前に進める時、ひいては私たち個々人の人生など、よりよい状態をつくりたければ、いまどこにいるのか、自分がどこに行きたいのかをまず問う必要があります。つまり、よい指標と測定は、よい経営、よいガバナンス、よい投資の礎となるのです。