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強みはかけがえのない資産
指紋のように自らに固有の強みを発揮しなければ成果をあげることはできない。なすべきは自らがもっていないものではなく、自らがもっているものを使って成果をあげることである。
『非営利組織の経営』 p.216
ドラッカー教授による名言の解説
世に同じ指紋をもつ人が存在しないように、個人の強みもそれぞれの人に固有のものです。強みは一種類ではなく、その組み合わせを考えると、膨大な数にのぼります。しかし案外、自らの強みには気づいていないものです。
強みとは、個々人がもっている資質を磨いたものです。よく勘違いされますが、得意分野のことではありません。
例えば、「慎重さ」という資質に磨きをかけると、仕事の準備や段取りに強みを発揮できるようになります。連絡漏れはないか、企画に穴はないか、契約書に間違いはないかなど、他の人が気づかない細かな点に気が回るようになるわけです。
さらにその強みを磨き上げると、例えば、プロジェクトの実行責任者として大きな成果をあげるようになります。強みは、成長とともに日々変化していくものです。
資質は、磨かなければ、もっていないも同然です。逆に、資質を真剣に磨いて強みとすれば、それはかけがえのない個人の財産となります。資産をフルに活用して、組織に、ひいては社会に貢献できるよう、日々務めていきましょう。
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