ほとんどのマネジャーや社員たちが、時間も足りなければ、資源にも人材にも乏しいとこぼす。一見正当に思えるこの発言を裏返すと、そこには、行動を起こすことへのためらいや恐れがうかがわれる。5年間にわたる数百人を超える管理者たちへのインタビューと観察調査の結果、このような「忙しがり屋病」を克服し、組織の目標と自分の目標を同時実現させるには3つの心得が有効であることがわかった。