新規事業の成功率は、一般に25%ほどだが、なかには50%、時に80%を超える企業もある。できる企業とできない企業の差はいったいどこにあるのか。実は、卓越した企業には成功パターンがある。コア事業を起点に、よく吟味された隣接領域に展開、参入の際は成功の方程式を繰り返し活用する。成功の方程式と実行スキルは、経験によって磨き上げられていく。こうした一連のプロセスによって組織力が高まり、成功が成功を呼び、ついにはライバルを大きく引き離すことができるようになるのだ。