ウェブサイトやソーシャルメディアプラットフォームの多くは、不快感を与えるおそれがあるとして下品な言葉の使用を禁止している。しかし、それらは本当に人を不快にさせるのだろうか。
最近の研究において、イェルプのレビュー7万5000件とアマゾン・ドットコムのレビュー20万件を分析した。言語学ソフトウェアを用いて商品説明に下品な言葉を含むレビューを特定し、イェルプでは各レビューに「役に立つ」とした読み手の人数、アマゾンでは各レビューの「役に立つ」と「役に立たない」の評価の割合を記録した。
どちらのプラットフォームでも、読み手は下品な言葉を3つまで含むレビューを、他のレビューよりも有意に価値があると判断した。